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2012年6月29日 五月晴れ。 [カメラ]

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Panasonic LUMIX FX-500

今日も東京は良い天気だった。
豪雨災害のニュースも有る中無邪気に天を仰いでいるのは不謹慎かもしれないが、梅雨時にあって東京は幸いにも好天が続いている。

因みに、梅雨最中の晴れ間を「五月晴れ」と言うのである。日本語は奥が深いのである。

相変わらずと言え随分間をおいたブログ更新である、しかも二日前のことを記そうとしているのであるから、まさに脳天気なのは自覚している。

で、二日前にPHOTO NEXTという催しに出掛けた。その昔のIPPFというプロ向けの展示会と同様の催しである。

かつてカメラファンのお祭りは、春のカメラショーと写真用品ショーそしてIPPFであった。高島屋と大丸あるいは科学技術館そしてサンシャインシティに足を運ぶのである、松坂屋で中古カメラ市を素見すのは少し大人の嗜みだったかもしれない。

春のカメラショーの伝統を引き継ぐのはCP+であろう、つまり、あくまでカメラが中心である。用品に関してはごく一部の出展メーカー以外の製品チェックは、会場で配布されるこれも伝統のカタログに頼るしか無いのは、大分賑やかになった今年のCP+にあっても同様であった。

敢えて言うならCP+はメインストリートを歩く楽しさである。ただ路地裏を散策する醍醐味はかつてのIPPFでありPHOTO NEXTなのである。使えそうな何かを見つける楽しさは今やこの会場でしか味わえない為、僅か二日間の開催日程に合わせいそいそと出かけるのである。

三回目となる今年は驚いたことに初出展のキヤノンが大きなブースを展開していた。路地裏感は勿論失われていないのであるが、総じて華やかさが増していた。とは言えCP+の会場と違い華やかなコンパニオンが居ないこともあってか、重装備の”カメラマン”に気圧されることもなく効率良くそこそこの広さの会場を巡れるのは利点である。しかし華やかなコンパニオンを否定するつもりは全くないのも人情である、なにしろ自分を筆頭にオッサン濃度が高い会場だから。

この手の展示会でかつては大きなブースで覇を競っていたコダックと富士フイルムもそれなりのボリュームを維持するフジに対しそう大きくないブースの側面にKodakのロゴを見つける程度になってしまった現実は厳しい。フォトビジネスを対象とするこの催し会場では時代の変化と社会情勢が透けて見えるのである。

春のCP+もそうだったように、このPHOTO NEXTも昨年より賑やかだった。厳しい経済情勢も「梅雨明け」は近いと思いたい、けっして五月晴れでは無い事を切に願うアタシは今「雨男」だ。

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