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2009年10月8日 台風来襲。 [カメラ]

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PENTAX K100D DA16-45mm

暫くぶりに台風が本州上陸だった。
地球温暖化のせいか高い海水温度にエネルギーを充填され大きな台風となって日本へやって来た。

果たして各地で大きな被害をもたらしながら北へ進んでいる。台風一過の様相だった東京も夜になりまた風が強まっている。朝9時50分集合だった。電車で移動できるようにコンパクトな機材を用意したのに、東京はまるで電車が動いていなかった。目的地付近で開いていた駐車場は駅までの距離の10倍も遠くコンパクトな機材が役に立つ皮肉であった。

マミヤから645DF発売のアナウンスがあった。Phase oneブランドを先行して発表する所にいろんな事情を感ずるのは穿った目線だろうか。デジタルバック専用ボディになった訳だが、このあいだ発売になった645AFDIIIと何が違うかよくわからないのではあるが歓迎すべき事である。Mamiyaのロゴが変わったせいか随分カッコ良くなった。そして、フェーズワンとシュナイダーという新旧のブランドを取り入れる事によってマミヤの不満点は解消される。

中判デジタルカメラの弱点はバックとボディが別である事である。デジタルバックをビューカメラに付け替えたりと応用が利く利点はあるもののバックとボディの接合部にトラブルの種が潜むのである。そこで群雄割拠のハイエンドデジタルバック各社はアチラコチラでくっついて専用ボディを出して来たのである。

伝統のMにまさにライカ判センサーを与えたLeicaはS2という新しいフォーマットで一体型中判DSLRを発売する。既存のプロカメラシステムを分析し完成度の高いカメラのようだ。PENTAX 645digitalも同様に一体型でカメラとしての完成度を目指した中判DSLRであるがライカの目標とは随分違う。

うちはもうペンタックスじゃなくてHOYAだからと枕詞が出てくるのではあったが、645digitalは順調に進行しているそうである。海外のBBSも賑やかであるがが大きな間違いが残ったまま。ともかくある程度の性能と低価格で来年早いうちに登場する事は間違いないのだが、ただライカのそれと大きく異なってカメラに与えられた使命というか志は低い。例えばK-7なんて良いカメラなのにつまらない小型化と足りない機能で肝心なモノを失っている、「足らざるは及ばざるが如し」の実例である。

相変わらずKYな発言がネットをにぎわす鈴木CEO率いるHOYAのPENTAXには強い逆風が吹いている。風向きは自分で変えられそうなんだけどねぇ。

夕刊にアービング・ペンの訃報が載っていた。大往生であろうが憧れの写真家がまた一人逝ってしまった。

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