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2008年8月16日 C5の反抗、ANTIPOLLUTION FAULT [クルマ]

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PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm

反抗されたのである。
ブログネタにもせず、あまつさえホンダの新ハイブリッド車に心を奪われてしまった事にへそを曲げたのであろうか。
我がCITROEN C5は走行を拒否したのである。

三日前の話である、お盆の帰省にまずはガソリンスタンドと考え近所のセルフGSに向かったのである。ハイドロシトロエンの乗り味はいつ乗っても癒されるのである、僅か数百メートル走っただけでも顔がニャケてしまうのであった。件のGSはお盆という事と少しでも安いセルフスタンドという事でか給油待ちの列が出来ていた。ガソリンを入れるのも大変な時勢である。

そんなこんなで赤信号で停車中エンジンに軽いスナッチを感じたのである。安定してるタコメーターの針も一瞬ドロップし警告音とマルチファンクションディスプレイにANTIPOLLUTION FAULTとCATALYTIC CONVERTER FAULTの表示、そしてお約束のメーターパネルにServiceとエンジンのアイコンの点灯。故障したから工場へ連絡しろという訴えである。以前は赤いSTOPと言うランプがメーターパネルにことさらに輝いた事を考えると最近のシトロエンは控えめである。

ともかく、工場もお盆休みである取りあえず自宅へ帰るしかないのである。BMWのシルキーシックスとは言わないが、このPSAの実用的3LV6エンジンも本来十分に滑らかに回るのである。そいつがギクシャクとなっている、六つのシリンダーの幾つかが不発なのだろう。その結果燃焼できなかった生ガスがキャタライザーを異常温度にしFAULT表示という事であろうか。大事にならぬよう怖ず怖ずと帰宅したのである。FAULTと言えば以前軽い破壊音とともにオルタネーターが逝ってしまいバッテリーの電力のみで工場に向かう途中、夜間と大渋滞という最悪な状況下、C5は走行に無関係なランプ類を自ら消灯しつつディスプレイにパワーステアリング、トランスミッション、ブレーキアシストと次々にFAULTが表示されついに最後エンジンフォールトで道路上で完全に息絶えてしまった事もあった。いっさいの灯火を失って道路上に停まってしまう事の恐ろしさは無いのである。三角停止版など突っ込んでくるトラックには何の抑止力も無いのだった。

さて、問題は山積である。なにせ我が古里は有名観光地なのであった、切符などそうは簡単に取れない上、現地では田舎故の移動手段に困るのである。やっと取れたグリーン車の特急料金の高さに驚きながら帰省した上、計画は縮小を余儀なくされたのであった。どうしてくれようシトロエンである。

そして当然修理代である。キャタライザーつまり触媒が以前割れた事があった、ある日排気音にガラガラした音が混じった。原因は不明であったが修理はエンジンからマフラーまでのエギゾーストパイプごとの交換であり、修理代は軽くD700とレンズを買える金額だった。今回の症状はよもやそこまででは無いとは思うが心配なのである。

思えば今年末三度目の車検を控える我がCITROEN C5は車両価格以外に国内各メーカーのハイエンドデジタルカメラをすべて買い揃えるくらいの勢いでコストが掛かっていたのである。冷静に思い直すとトンデモナイ事である。そうなのであった、先日記したようにシトロエンがお気に入りになってしまったアタシは'86年型BX16TRSから始まってBX GTi、Xantia、C5と乗り継いで来たのであった。無論車検や税金と言ったコストを含めてではあるが、恐らくC6一台分くらい余分に掛かっていたんである。道理で生活がいつになっても良くならないはずである。
人間冷静にならないといけないのである。

改めてドーするシトロエンと考え直す今年のお盆休みであった。

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