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2008年7月12日 今日は苦言だ、PENTAX [カメラ]

pentax_k20d_front.jpg
CANON EOS20D EF-S17-85

今日は暑い。夏は大股でやって来ているのだ。大荒れになった所もあったようで要注意なのではあるが。

そんな気象現象にも関わらず呑気にカメラの話なのだ。そうお気に入りのPENTAXである、再び三たび四度。
PENTAX K20D は性能の割にアンビリバボーな価格な事は好意を込めて先日記してみたのであった。
ところがどっこい、今日ネット上にメーカーのキャッシュバックを含めると実質七万円強の販売価格を発見したのである。むろん大手量販店の値づけである。驚きは通り過ぎてしまうのである。

僅か四ヶ月ほど前の発売初日アタシは買ったんですね、十五万円くらいで。
たった四ヶ月なのだ。ムーアの法則も裸足で逃げ出しますな、この価格下落は。
ペンタックスの販売戦略なのだろうが半年も待たずに半額以下と言うのは複雑な思いである。

思えば銀塩時代AFカメラの展開の遅れを、見事な発想のZ-1でペンタックスの実力を見せてくれたもののコストがらみか、立ち位置は微妙だった。Z-1Pを経由してより完成するフラッグシップ機に成長して行ってくれるのかと期待したのだったがなぜか、すべてに後ろ向きなMZシリーズに変わってしまった。

異論は多いであろうがMZはペンタックスの製品群の中でアタシは最低なシリーズ展開だと思っているのである。次々になんの特徴も無い安っぽい安直なモデルが頻発しペンタックスは安売りメーカーと言われるようなってしまったのだった。大いなる希望をもって迎えたMZ-Sの失望も大きかった。同時に中止となったMZデジタルにも落胆したが、これはまた別な話。MZ-3は手元にあるものの、カメラとして愛でるには安っぽくて写真機として道具にするには無意味な懐古趣味と言うほかは無い。マーケティングと商品企画にきっとずれがあったのだろう。

そして随分待たされた*istDで最初から意外にも高い完成度を見せてくれたのにも関わらず、その後は暗黒のMZ時代を繰り返すかのように後ろ向きな商品展開。お決まりの安売り乱発。購入者が上級移行したくても不可能なラインナップ等、そりゃシェアを落とすのは当然であろう、さらにそれを補うためさらに安売り。そしてさらにイメージ低下。悪循環なのである。

K10D の登場はまさに救世主だった。我々ファンにとってね。世界初のとか日本初のとか連発していたあの頃のペンタックスを想起させる元気のよさが見て取れたのだった。ただ良い写真は撮れるもののカメラとして足りない部分は多かった、それは次に進化して現れる後継機に期待するのであった、ZやMZや*istのトラウマを払拭するようにね。バカですね、ファンは。

そして世界中にいろんな噂をまき散らしながら、期待の中登場したのが K20D だった。噂のスペックからはほど遠かったものの良く写るデジタルカメラだと言えるであろう。しかし、進化しないカメラ部分やこの価格下落とやはりペンタックスはアレを繰り返すのであろうか。

益々暑いぞ今夜は、でまた明日に続くのである。

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